れた時に始まりました。
その日は俺にとって久々の営業の仕事でした。
相手は都内に数十店舗を構えるイタリア料理屋さんで、僕はそこにイタリ
ア野菜を売込みに行ったのです。
久々と言う事もあり緊張の中担当者を待っていたら、なんと見た事のある
顔と声、そして喋り方。相手も俺の顔を見るなり疑問を持った顔つき。
お互い疑問を持ちながらの名刺交換。
そこで更に顔をお互い見合わせて…
俺「あれ?…ですよね…」
先輩「あれ?…だよね…」
ぎこちないやり取りに再会の感動と偶然に少々驚愕。
「久しぶりぃ!こんなところでどうした!」と先輩、自分はあまりの出来
事にア然としたまま苦笑いが精一杯でした。
それもそのはず、実はその前の週にその先輩の友達(俺の別の先輩)
2人と酒の席で、何やら近々同窓会が行われると言う話を横で聞いてい
て、その中で今回俺が会った先輩がここ10年連絡取っていない話、
都内で料理関係の仕事をしているから忙しくて会えないし連絡もしていな
いとの内容を聞いていた最中にこの再会、驚かない訳が無い。
偶然と言うか、願いが叶ったと言うか、ひたすら驚きました。
懐かしい雰囲気となんだかわからない余韻を抱えたまま商談を済ませ、昼
食を一緒に取ることに。
そこからは昔話しと、先日の酒の席でのやり取りを説明、先輩自身も驚い
たことも勿論、丁度同窓会の通知を見ながら、たまには皆に会いたいと考
えていて、先日参加のハガキを送ったばかりとのことだった。
その話を聞いて更に俺は鳥肌が立った。
それぞれの思いが重なると奇跡とか偶然は起こる、願いが叶うのだと思っ
た。
その後食事を済ませ、今日の出来事と先輩のメッセージを皆に話すことを
約束してその場を別れました。
だが、自分はまだやる事があり、中々帰れないまま夜も遅くに、酒の席で
一緒にいた先輩から連絡が入った、俺が電話に出るや否や「あいつから連
絡が入ったよ、なんかお前凄いな、ありがとう。」と言われてビックリ!
普段そんな事を言わない人なのに。
話を聞いたところ、今日の出来事や俺と話したこと、お互いの会ってな
かった時の出来事等、久しぶりに話したとのことだった。
同窓会であえることも喜んでいた。
その後も、照れくさそうに「ありがとう」と言う先輩に笑顔を電話越しに
浮かべながら一人駐車場の車中で話を聞いていた。
俺にとってその日は、とっても不思議で、でも何やら嬉しい気分になれた
日だった。
人は、何かのきっかけで凄い奇跡を起こしたり感動を味わえることができ
て、また感動を与えることもできるのかと感じた。
でも、酒の席からはじまり、商談での再会…。それって、やっぱり俺のパ
ワー?
冗談はともかく、人のためになった事は、俺にとっても良い経験でした。
そして何より、俺伝わりで皆が喜んでくれたことに感謝と感動です。
その後先輩たちも同窓会で再会、また昔の様に遊ぶ約束をしたそうです。
めでたしめでたし。
それと、俺の商談の方も商品を導入してもらえる方向にまとまりました。
皆さんも懐かしい仲間や、連絡を取っていない友達に電話をしてみてはい
かがですか?
以上、これが俺の不思議で身近で起きたチョットいい話でした。
















